http://www.miami-airport.com/2011/jul.html
狭間純平(@junpei_hazama)です。
成田空港に入っているお蕎麦屋さんや、ラーメンは大体どれも1000円前後します。他にもサンドイッチが500円以上したりと、空港の飲食店は街の飲食店よりも割高な印象があります。
これは日本だけでなくて、海外の空港も同じです。ニューヨークの空港で500mlのコーラを買おうとしたら400円程度したのを覚えています。
海外によく行く人からしたら「空港=物価が高い」というのは共通の認識としてありますが、そもそもどうして空港のレストランはこんなにも高いのか。
空港のテナント使用料が高いから
一番の理由はこれでしょう。空港の飲食店のテナント料が高いからです。
空港という黙っていても人が集まり、儲かることを約束されている空間のテナントが高くないわけありません。お店側はそのテナント料に応じてメニューの料金も通常より釣り上げる必要があるのです。
顧客を独占できるから
空港は街から遠く離れた場所にあるので、利用者からするとご飯を食べるだけのためにわざわざ街に戻るという行動は起こしません。
なので高額だとしても空港内で済ませちゃうわけです。
飲食店側からすると、空港内に一つだけのイタリアンのお店、ラーメンのお店、日本食のお店と差別化を図れば、少なくともそのメニューでの競争は避けられ(ラーメンならラーメンの分野で)独占することができます。
したがって、空港でラーメンを食べたくなったらそのお店を選ばざるを得なくなり、お店側は必然的に値段を釣り上げるのです。
空港で外貨を使い切りたいから
他に理由を挙げるとしたら、空港には外貨を使い切りたい人が多いからでしょう。
旅行や出張の最終日、外貨を使い切ることができず、空港まで来てしまったことを想像してみてください。
心情的には「たとえ高額だとしても、出発する前に外貨を使い切りたい」という思いが出てくるはずです。僕も旅中に何度もこの衝動に駆られました。
外貨を自国に持っていっても使い道がありませんからね。
空港やレストラン、お土産ショップ側はこの空港にきた人のこういった心理状態を理解しているので、値段を多少上げようとするのです。
まとめ
まとめると空港のレストランが高いのは、
・テナント料が高いから
・顧客を独占できるから
・外貨を使い切りたい人が多いから
です。
貧乏バックパッカーの僕からしたら、正直空港内の飲食店のメニューの値段は不快に思うことが多かったです。笑
そうならないために、事前に街でご飯を買って持って行く、外貨を使い切るということが大事になってきますね。
では!