インドのバラナシにて
去年、世界一周の旅から帰ってきて、「旅行に行くならおすすめの国はどこ?」という質問をよくされました。
ただ、その人がどれだけ海外への渡航経験があるのかどうかでおすすめの渡航先が違ってくるので、一概にここだよ!と言いづらいんですよね。
なので今回は、今まで海外旅行した国が0~3カ国だという旅初心者にターゲットを絞り、そんな人たちにぜひおすすめしたい国を6ヶ国ピックアップしてみました。
あんまり海外旅行に行ったことない人や、これから卒業旅行の行き先を決めようとしている方などはぜひ参考にしてみてください。ちなみに、以下で紹介している写真は全て僕が撮った写真です。
- タイ|バックパッカーの聖地、微笑みの国
- カンボジア|アンコールワットがある神秘的な国
- ラオス|おおらかな人々と豊富なアクティビティが揃った国
- フィリピン|大小7000以上の島で構成される陽気な南国
- インド|世界最高の混沌の国
- 台湾|近い、安い、優しい親日国
- まとめ
タイ|バックパッカーの聖地、微笑みの国
まず一番はじめにおすすめしたいのは微笑みの国、タイ。
旅をするならこの国は絶対に外せません。
親日国として知られるタイは、多くのバックパッカーや海外旅行者が集まる国として旅人の中では特に人気の国。
首都のバンコクにはタイ最大の歓楽街カオサンロードがあり、一年を通して旅人が頻繁に行き交う大通りとなっています。カオサンロードにはお土産さんや屋台も豊富なので、訪れるだけで旅気分を味わうことができます。ここで飲むお酒は格別です!
タイはイベントも豊富で、4月には水をかけあいまくる祭りソンクラーンや、ラプンツェルのモデルになったランタン祭りコムローイ、毎月、満月の夜に離島のパンガン島で行われるフルムーンパーティーなどなど飽きることはありません。
タイのタオ島ではダイバーの免許も格安で取得出来たり、アクティビティも豊富です。
今まで一度の海外に行ったことない人であれば、まず訪れてほしい国ナンバー1です!
カンボジア|アンコールワットがある神秘的な国
次におすすめしたいのはタイの隣国、カンボジア。
ここはご存知、世界遺産のアンコールワットがある国として有名な国です。この世界遺産を見るためにアンコールワットがある街シェムリアップには世界中から旅行者、バックパッカーが集まります。
もし一人旅で訪れたとしても大丈夫。現地には有名な日本人宿があり、日本人の旅行者の多くがそこに集まり、アンコールワットへのツアーを一緒に組んだりしているからです。
また近くにはパブストリートというシェムリアップ一の繁華街があり、夜には多くの旅行者同士が乾杯して賑わっています。
旅初心者に優しい、絶対に楽しめる国がここカンボジアです!
ラオス|おおらかな人々と豊富なアクティビティが揃った国
お次は、日本人にとってはまだまだ馴染みの薄い国、ラオス。
何もない国と表現されがちなこの国ですが、だからこそ落ち着ける、人も優しく人懐っこいのでこの国を一度訪れて好きになるバックパッカーは多いです。
僕もあの国全体にゆったり流れるような雰囲気がとても気に入りました。
ラオスではアクティビティが豊富で、写真のように像に乗れたり(ラオスの国家資格「象使い」も取得出来ちゃいます!)、メコン川をカヌーで川下りをしたり、バンビエンという都市では、チュービングというタイヤチューブ下りが出来たりもします。
日頃の喧騒からどこか落ち着いたところに行きたい、とにかく旅先でリラックスしたいという人には特におすすめの国です!
ちなみに、ラオスのビール、ビアラオはビール嫌いの僕でもとっても飲みやすく、美味しく飲めるお酒なので、ラオスに行く際はぜひ。
フィリピン|大小7000以上の島で構成される陽気な南国
フィリピンは日本から首都のマニラまでフライトで約4時間ちょっとでいける島国。大小合わせて7000以上の島で構成されています。
フィリピンといえば、リゾート地としてのセブ島を思い浮かべる人も多いかもしれません。
僕がこの国をおすすめする理由は、まず英語が公用語として扱われているから。
フィリピン人は子供の頃から英語を母国語のタガログ語とともに公用語として英語を学ぶので、子供でも当たり前のように英語を話せるのです。言語においては日本よりずっとグローバルですね。
英語が公用語なおかげで旅行者にとってはとても旅がしやすいんです!
また陽気な人々が多いのもおすすめしたいポイントです。
フィリピン人はとにかく踊るのが好き。彼らとカラオケに行った時に、歌うのではなくいきなり踊り始めたのを今でも忘れられません。笑
インド|世界最高の混沌の国
インドも実は旅初心者におすすめです。
インドはよく旅上級者におすすめされる国ですが、僕は逆に旅初心者だからこそインドに訪れてほしいなと思っています。
その理由は日本とはかけ離れている文化や環境がある国だから。せっかく海外に行くのに日本とあんまり変化のない国に行っても面白くないですよね?
インドはもちろん都市にもよりますが、いろんな意味で旅行者を裏切ってくれる国です。平気で人を騙してくるし、人が異常に多いし、写真のように牛が道をふさいでいることもしばしば。
一言では絶対に言い表せれないこの国を、ぜひあんまり旅をしてない多感な時期に訪れてほしいなと思います。
台湾|近い、安い、優しい親日国
最後におすすめなのは日本からフライトで3時間前後で行くことができる台湾です。
僕がここを訪れたのは世界一周中ではなく2年前のことですが、今でも台湾の旅のしやすさを忘れることはありません。
台湾をおすすめする理由はたった一つ。とにかく旅がしやすいこと。
物価も安いし、日本から近いし、ご飯は美味しいし、人は親日国なので優しいし。しかも台湾の地下鉄には国のフリーWiFiが通っているので道に迷ったりしても安心です。
見所としては、千と千尋の舞台となった九份や、昨今人気を博している台湾のウユニ塩湖、高美湿地もおすすめです!
まとめ
今まで海外を47カ国旅してきましたが、その中から今回は旅初心者向けに6カ国を厳選してみました。どれも本当におすすめの国なので、ぜひ死ぬまでには一度訪れてください。ほんとに。超おすすめなので。
というわけで以上、世界一周経験者が厳選した、旅初心者のあなたにぜひ訪れてほしい6ヶ国でした。