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海外の文化を知りたいんだったら、観光地ではなくスーパーマーケットに行け

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旅好きな人たちの中には「異国の人たちの文化や生活が知りたい」という人がよくいます。僕もそのタイプなんですが、そんな人たちにいつもおすすめしているのがその国のスーパーマーケットに行ってみること。

え、なんでスーパーマーケット?

って思うかもしれませんが、海外で一番簡単に異文化体験ができる場所は間違いなくスーパーマーケットなんです。今回はそんな話。

 

観光名所に見えるのはその国の作られた文化

まず大前提として観光スポットにいる現地の人とか、料理をその国の文化だと括ってしまうのは少し危険です。

例えば日本の有名な観光スポット、東京の浅草。浅草寺や雷門という風に外国人旅行者にはとっておきの観光スポットですが、東京に住んでいる僕からすると、あそこにあるものが日本の文化かと言われると「うーん、本当にそうかなあ」と首を傾げてしまいます。

あれはあれで一つの文化かもしれませんが、誤解を恐れずにいうと浅草にある観光物は外国人旅行者向けに「作られた文化」なんです。

 

海外では文化が作られまくっている

とはいえ、日本の観光スポットなんてまだマシな方です。

海外でみた中で一番ひどかったのはケニアにあるマサイ族の村。入場料で20ドルくらい取られて、しかもそこにいる民族衣装を着たマサイ族(まがいのもの)はただの見世物。普段は僕たちがイメージするような野生の生活してないんですよね。

有名なウユニ塩湖のツアーの途中で寄らされた小さな村もそうでした。一見、村のような感じなのですが、実際は観光客向けにお土産を売るだけの村だったんです。

 

じゃあそういう風に観光地化されていない作られていない文化、自然と生成される文化はどこに行けば見えるのか?

それこそがスーパーマーケットなのです。

 

スーパーマーケットで見えるその国の風土、文化、生活

なぜ僕がここまでスーパーマーケットを押すのか。

それは単純に、そこを利用する人の多くが現地でまさに生活している人だから。

観光スポットと異なり、スーパーは現地人をターゲットに作られています。すると、当然のごとく、そこで売られている商品も現地の人々が日々食すものであったり、利用するものになります。

例えばドイツではチョコが超安価に売っていたり、ビールの品揃えが日本とは比べられないくらい多かったり、オランダでは見たこともないチーズが並べていたりもします。欧米のスーパーマーケットでは映画やドラマで出てくるようにショッピングカートがものすごい大きい。台湾のファミマにはものすごい臭いがきつい煮卵みたいなものが売られており、その臭いが店内を充満させています。

 

これらは一つの例ですが、そんな風にスーパーマーケットに行くと、観光スポット化されてない、生活に根ざした文化を垣間見ることができるのです。

 

最後に

そんなわけでぜひ海外に行った際は観光スポットだけでなく、現地のスーパーマーケットに入ってみてください。

お土産になるものもたくさんあるし、ほんとに意外な気づきがしょっちゅうありますよ!異文化体験を最も簡単にできる場所が「スーパーマーケット」なんです。