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WEBメディアがライターに提供できる「原稿料以外の価値」をいろいろ考えてみた#編集大学生

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狭間純平(@junpei_hazama)です。

昨日、編集大学生というイベントに参加してきました。メディアに関わっている大学生、複数のメディアでライターをしている大学生、学生ブロガー、などなどたくさんのメディアに関わる大学生が集まりました。
今回はそこで出たトークテーマの一つ、「WEBメディアがライターのモチベーションを上げるためのインセンティブにはどんなものがあるか?」について個人的に考えてみました。

 

 
原稿料以外の価値って何があるんですかね。思いつくままに以下、羅列してみました。
 

リーチ数

WEBメディアがライターに提供できる価値としてはこれが一番なんじゃないかなーと思います。

Webメディアでは個人のブログではリーチできない層に自分の書いた記事が届きます。つまり、メディアの規模にもよりますが、個人でブログを書くよりもSNSでのリーチ数、PVは多くなります。

ライターもブロガーも記事を書くものとして自分の書いた記事は多くの人に読まれてほしいですよね(炎上は別として)。Webメディアはそのライターとしての根源的な欲求を満たしてくれます。

デザイン

WEBメディアならではのおしゃれ(またはかわいい、クール)なデザインで記事を書けるというインセンティブです。

これはライターにとってはかなり大きなインセンティブになるのかなと思います。個人ブログといっても限界がありますから、記事を書くのであればやはり出来るだけおしゃれなところで書きたいですよね。 

ブランディング&キャリア形成 

ある程度有名な権威性のあるWEBメディアでライターとして記事を書くことができたら、自分のブランディングにも繋がります。

将来的に新聞記者、ジャーナリスト、メディア編集者、コラムニストになりたい人であれば、「〜のメディアでライターをやっていました」という肩書きは就活・転職をする際にも活用出来るキャリア形成になります。

個人のブログへの流入

ブランディングの話とも重なりますが、WEBメディアで書いた記事が多くの人に読まれるようになれば、そこから個人のブログへの流入も(リンクを貼れば)見込めます。

実際WEBメディアで面白い記事を書ける人は個人のブログでも面白い記事を書いている可能性が高いので、WEBメディア→個人ブログの流入は大きなインセンティブになり得るかと思います。

ライティングスキル

これはWEBメディアが提供する価値というより副産物ですが、メディアでライターをやるとライティングのスキルが上がります。

書けば書くほど上がります。学生からしたら普段メディアでライターをやっていれば、大学のレポートなんて瞬殺できるくらいになれるんじゃなかな(笑)。メディアの特徴にもよりますが、「です、ます調は揃える」「段落に分けて書く」など最低限のライティングスキルは身につくかと。

ただ、これはメディアでライターをやらなくとも身につきます。僕はイケダハヤトさんの武器としての書く技術を参考にして当ブログで実践しながら最低限のライティングについて勉強しました。

編集者とライター、またはライター同士の繋がり

オフのつながりも大事にしているWEBメディアであれば、ライター同士のつながりを強化するためのオフ会も主催しているので、そこでの繋がりも大きな提供価値の一つです。

WEBメディアで記事を書くライターだからこその繋がりですね。普段リアルで繋がりにくいメディア界隈だからこそ、オフラインでの繋がりは大事にしたいポイントです。ライターからしたらモチベーションがぐっと上がりますからね。

企業からのヘッドハンティング

例えば、今回のイベントで登壇されていた山崎涼真さんが運営されている、ポートランドの魅力を発信するメディアNoren Portlandでは「記事を見ていた現地の企業の方がライターさんに連絡をして現地採用に繋がった」というお話もありました。
 
このようにメディアを介しての企業からのヘッドハンティングも、ある意味提供価値になり得るのかなと思います。まあ、これは狙ってできることでないので副産物の一つですが。

業界知識

Webメディアでライターをやると、そのメディアの業界に詳しくなります。
 
例えば旅行系のメディアでライターをしている人は日本や世界の観光情報について一般人よりも詳しい印象があります。これは単にその分野に興味があるからというのもあると思いますが、ライターとしてネタを考える際に他の旅行系メディアの記事を参考にしたりするからです。
 
ただ、これも同じくWEBメディアが提供できる価値というより単なる副産物です。

まとめ

以上、こう考えるとWebメディアがライターに提供できる原稿料以外の価値って、デザイン、リーチ数、ブランディング、個人ブログへの流入、ライター同士の繋がりに絞られてくるのかなと思いました。
 
ただ、これって現時点でどこのメディアも同じだなあという印象です。
 
この価値の部分でいかにオリジナリティーのあるインセンティブをライターさんに提供できるか(ex旅行系のメディアであれば月間で一番 PVが多かった人に航空券プレゼント!みたいな)で、メディア自体のイメージも然り、質の高いライターさんが集まるか否かも変わってくると思います。
 

メディア関係者は、今一度メディアとライターの関係性について考えてみては?

ではでは!
 
PS.上記で挙げた以外に原稿料以外の価値があればコメントやTwitterなどで教えてくださいませ〜