狭間純平(@junpei_hazama)です。
どうしても紹介したいブログがあったので紹介します。
北欧フィンランドで暮らすちょっと笑える夫婦生活
「スオミの旦那と一生一笑」というブログで、「北欧フィンランドで暮らすちょっと笑える夫婦生活」というサブタイトルで運営されています。
サブタイトルの通り、フィンランドの西部にある古都トゥルクで暮らす日本人の奥さんとフィンランド人の夫との間に起こる異文化ならではのオモシロ夫婦生活エピソードを綴ったブログです。
主にデザイナーの奥さんの方が執筆しているので、ブログのデザインも超かわいく作られています!登場人物も凝ってる!
また、一つの記事につき4コマ漫画が最後につきます!デザインについて全く知識がない僕からすると作成するのにどれくらいかかるんだろうと気になりますね。
ちなみに、この「あれちゃん」というフィンランド人の夫は僕が世界一周中にフィンランドを訪れた時に家に泊まらせてもらったり、一緒にbarにお酒を飲みに行ったりした仲なのです。
“日本人バリア”を作らない
ブログの中での僕のおすすめはこちらの記事です。
記事の流れを話すと、
ヘルシンキに買い物に来た2人に旦那の友達から急遽電話がかかり家に招待されました。奥さんの方はどうしてもアウトレットに行きたかったので、友達の家に行ったあとにアウトレットに行く時間を確保しようねと旦那に確認しました。しかし、案の定、旦那と友達は話が盛り上がり、結局アウトレットに行く時間が短くなってしまいました。
これに対して奥さんが「もう少し早く切り上げて欲しかった」と言うと旦那は、「約束は覚えていたけど、君が行きたいってあの場で言わないから、もういいのかと思ったよ」
と返されてしまったのです。
このエピソードに対して奥さんは記事の最後でこうコメントしています。
日本では当たり前の”空気を読む”とか、”相手の意向を読み取る”っていうのを、海外でやり過ぎたり、私のようにやり方をちょっと間違えると、自分が一番損をするかもしれない。言いたいことがあれば言わなきゃいけないし(ものによるけど)、相手に結果をゆだねたり、待っているだけでは、無駄なストレスをどんどん自分で抱え込んでいくんだ、と学ぶ日々です でも、同じ国の人と結婚しても、国際結婚をしたとしても、家族と家族が結婚し、個人と個人が結婚するのですから、その家庭の中に”考え方の当たり前”って本当はない気がします。
お互いに育ってきた環境なんか全く違うのだから、どちらかが強いパワーを持ってしまってはいけないのです。夫婦喧嘩って、喧嘩って言われるけど、勝ち負けの喧嘩ではなくて、お互いがうまくやっていくための話し合いの時間だと思うからです。まあ、若い夫婦の綺麗事だと思って聞いてください。
わたしはこちらでたくましくのびのびと生きていけるように、さまざまな考え方を知って、呑み込んで、いろんな理論を理解できる人になることが必要だな、ってつくづく思います。もちろん、自分を理解してもらえるためにも。
1人で「日本人はこうなんだもん!日本人はこう考えるんだよ」なんていう日本人バリアを作ったってそれは、わたしの想像であって”日本人が…”ではない。”自分が正しい”と自分の世界を作りださないように気をつけたいと思います。
確かに、日本人にとって当たり前とか海外の人にとって当たり前というのは、ただのバリアなんだなあと思い知らされるコメントです。
日本語を一生懸命に覚える旦那の健気さも見所ですが、いろんな異文化のハードルを乗り越えながらも成長していく日本人の奥さんをなによりも応援したくなるブログなんです。
ぜひ一度覗いてみてください!