こんにちは!
これからの世界一周の旅を通じて、世界中のキャリアを発信していくCAREERPACKER PROJECT(キャリアパッカープロジェクト)がいよいよ始まります!
自分の無知さ、そして、同世代の若者に何か出来ないだろうかという思いから始まったプロジェクト。
今回は僕が2014年の9月から(おそらく)2015年の6月までの9ヶ月間の旅の間に行っていくプロジェクトの内容を、その背景とともに書きましたので長いですが、最後まで読んで頂けると嬉しいです。
*僕のプロフィールについてはこちらよりご覧ください。
昔、今、これからの自分とキャリア
世界一周を通じて何をやるか話す前に昔、今、これからの自分について話します。
昔の自分は勉強と部活ばっかりしていた体育会系の人間で、体育会こそ一番だみたいな感じで、学生団体とか見下しているような人でした。
視野が狭い・世間を知らない・知ろうとしない人間でした。
とりあえず、偏差値高い大学に入って体育会の部活入って就職もコネで入ったりして給料高い大企業行ければ、一生安泰かなとかも思ってました。
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でも一方で、人と違うことをすることも好きでした。
ヒッチハイクなどの旅を通じて人との出逢いに感動して、知らないことを知る新鮮さに刺激を受けて、
「自分本当にこのままでいいのかな」
って一種の危機感を感じました。
じゃあ何しよう!となった時に、ヒッチハイク中にあるドライバーさんに言われた、
「若いうちは自分がいいなと思ったことをやって、色んな事に挑戦するといい。」
という言葉を思い出し、自分が変われたきっかけである旅で何かやろうとと決意しました。
そこで、団体を作ったらもっと何か可能性が広がるんじゃないかと思い、作ったのが今の東京旅人会です。
この団体の創設・運営を通して僕は、新しいことに挑戦する楽しみを知りました。
なにより、自分の可能性が広がっていくことに自信を感じました。この1年間は本当に色んな変化や成長がありました。
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でも、社会人の先輩方とお話をしていると、やっぱり僕はまだまだ未熟者で、知らないことが多すぎると痛感しました。
旅が好きと言っても世界の実情をこれぽっちも話せないし、社会に出たこともないから社会の現実も知らない。
いわゆる“世間知らず”です。
今まで背伸びして生きてきたのが、ここに来て遂にガタが来ました。思えばもう大学3年で、社会に出ることを意識し始める時期にちょっとこれはヤバイなと思ったわけです。
さらに、当時お世話になっていたあるスタートアップの社長さんから、
「純平はもっと社会を知るために色んな社会人に会った方がいい」
と言われ、自分の無知さを改めて痛感しました。
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そんな折、大学入学前からずっと憧れだった世界一周の費用がある程度貯まり、このタイミングしかない!と思い、世界一周の旅に行くことを決断しました。
でも、世界一周で何をしようかなと考えた時に、モラトリアム期間としての放浪の旅にするんじゃなくて、
痛感していた無知さを改善するために自分に足りないものを得るための成長の旅にしようと考えたわけです!
そんな経緯で、じゃあこの旅を通じて成長するしか無いと、そう決めて、
今の自分に欠けているもの、何がこれから必要なのかをひたすら考えて、これからのキャリアを考えて旅をすることにしました。
「世界一周をしながらキャリア(将来の働き方とか生き方)について考えていく旅」です。
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とまあここまで来て、
世界一周しながら将来のことを考えるなんてだれでもやってるわボケ!って声が聞こえてきそうで怖いですが、
“自分の中だけで”将来のこと(キャリア)を考えるのではなく、
もっと多角的にキャリアについて考え、周りに発信していこうと思います。
自分の中で収めるのではなく、もっともっと広げていくイメージです。
世界中の“働く、生きる”様子を様々な方法で発信していければと思います。
同年代の若者に新しい刺激を与えたい
以上のような経緯で世界一周でやることを決め、ふと周りを見渡した時に、
自分と同じように危機感を感じている人が多かった。
ましてや僕の同期はこれから4年生になり就活が始まります。就活という、自分のこれからのキャリアを考えていく時に、自分が何をやりたいのかについて考えない人はいないと思います。
じゃあ僕の世界一周×キャリアという旅を通じて、社会に対して、同年代の若者に対して僕は何が出来るのか、何をしたいのか、を考えました。
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そんなときにふと頭に浮かんだのが僕達の世代の平成生まれの「ゆとり教育」というキーワード。
実際に「平成生まれ ゆとり教育」でグーグル検索してみると、
日経ビジネスには
“個性重視の「ゆとり教育」で育ってきたためか常識が乏しく、内向きでチャレンジ精神がない。そんな先入観が定着している”
という風にも書かれています。
僕達の世代はこんなネガティブなイメージを持たれているのに、
さらに、雇用の不安定や少子高齢化による様々なしわ寄せで自分たち自信もネガティブになりつつあります。
僕はこの問題がとても深刻だと思うし、実際に自分たちの世代がこのように言われていることに危機感を感じている。
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でも、それを変えていくには自分自身でアクションを起こしていくしかない。
もっともっと若者が外を向いて積極的にいろんな物事に挑戦していくしかない。
じゃあいつやるの?今でしょってっことで
僕にも何か変えられることがあるかもしれない。
そんな思いもあって、僕は自分の旅を通じて、若者が今すぐ動きたくなるような導線を仕掛けていきたい。
そして、自分と同じように何も知らないことに危機感を感じた人たちに、これからのキャリアについて考えるヒントを与えたい。
世界中の“働く、生きる”を発信する|CAREERPACKER PROJECT
僕は旅を通してたくさんの可能性に気づくことができた。
じゃあ今度は旅を通して、たくさんの可能性を伝えていきたい。
世界中のいろんな働き方、いろんな生き方をたくさん見て、世界のリアルをサイトを通じていろんな形で発信する。
たくさんの可能性や選択肢を伝えていく。
そうすることで、
今の同世代の若者の、
これからのライフスタイルを考える一つの“ヒント”になるのではないか?
アクションを起こすための新しい刺激、気付きを与えることが出来るのでないか?
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今の時代、
自分で事業を起こすことも、
ノマドとして世界中で働くこと、
海外に移住することも、
どんなライフスタイルも送ることが出来る。
多様性に満ち溢れた今、正解なんて一つもない。
大事なのは自分に何が出来るのかを考えることではなく、
自分は何をしてどのように生きていきたいのかを考え、アクションを起こしていくことではないか。
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だからこそ、僕は自分の旅を通じて若者のネガティブなイメージを覆すために、アクションを起こすための選択肢を、可能性を伝えていこう。
この旅を通じて、
今すぐ動きたくなるような世界中のキャリアを様々な方法で、僕が媒体となり多角的に発信していく。
世界中の”働く・生きる”を発信していく、CAREERPACKER PROJECTを始動させる。
働くとはなにか。
仕事とはなにか。
生きるとはなにか。
世界中の“働く、生きる”を知ることには
これからの多様性の時代を生きていく上で、必ず参考にすべき”ヒント”が隠されているに違いありません。