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原体験から得た世界観を大事にする。世界一周→起業というキャリアについて−EventCarnival高木弘貴さん−

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12月3日にタイ・バンコクにある起業家が集まるシェアハウス、『スタートアップハウスアジア』を訪れました。

今回は、そのシェアハウスを管理し、さらに、世界中のイベントを発見する旅行者のための体験最大化サービス『EventCarnival(イベントカーニバル)』を運営している株式会社カーニバルの高木弘貴さんにお話をお伺いしました。

高木弘貴さんプロフィール

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 弘貴さんは学生時代、現在も続いている「富士100」などの学生向けのイベントを多数行い、その後、カウチサーフィンとヒッチハイクを駆使した世界一周の旅へ出発します。帰国後は制作会社でプログラミングを勉強し、今年の春からタイのバンコクに移住

その際、4月にタイの水かけ祭りとして有名なソンクラーンに、現在イベントカーニバルを共に運営している斎藤康太さんと参加し、その原体験から今年の2014年11月に世界中のイベントを発見する旅行者のための体験最大化サービス『EventCarnival(イベントカーニバル)』をローンチしました。

原体験から生まれたWEBサービス

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弘貴さんがビジネスの主戦場として、東南アジアを選んだのには理由があります。

日本の縮小していく市場に身を置くより、東南アジアという、今まさに“伸びている”アツい市場に身を置くという『市場選択』を重視したからです。成功の可能性を少しでも高めるためにまず、東南アジアで戦うということを決めたそうです。

じゃあ次に「何をやるか?」となった時に、弘貴さんと康太さんはまず、東南アジアを回ってみてビジネスモデルを見てみようとなったそうです。しかし、まだ一カ国目のタイにて、早くもそのサービス内容が決まることになります。

4月に2人がバンコクを訪れた時はまさにタイの水かけ祭り、ソンクラーンが行われている時期でした。2人はタイの地元の人達と一緒に参加したので、祭りを十分に楽しむことが出来たそうです。

しかし、実際はタイの中でもどこが一番盛り上がっているのか、などの情報はWEB上にまとまっていないし、「そもそも世界各地のイベントの情報が詳しく載っているサイトってないよね」というプロセスから、現在の、世界のイベントの情報をまとめたサイト、イベントカーニバルの構想が浮かび上がります。

「さらに、現在の旅行者は基本的に世界遺産や絶景など「静的なもの」を基準に旅している人が多いが、各地で行われているイベントなど、もっとリアルな「動的なもの」を基準に旅する人が増えてもいいのではないか?

確かに、今はそういう旅行者は少ないけれども、自分たちがやることによってイベントという「動的なもの」を基準に旅する文化を作れば絶対にNo.1になれる。」

そんな思い、原体験からイベントカーニバルは生まれたのでした。

世界一周→起業というキャリアについて

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今回お話をさせていただいた弘貴さんのように、世界一周の後に旅の経験を活かして自分の事業を行う人を僕はとても注目しています。

お世話になっていたTABIPPOの皆さん然り、
プロギャンブラーののぶきさん、
旅∞のChaoさん、
スマイルアースの有希さん、
school withの太田さん、
世界新聞の松崎さん、
MATCHAの青木優さん、
写真家の須田誠さん、
TABILABOの成瀬さん、
などなど、他にもたくさんの方がいらっしゃいます。

旅人の中には帰国後のキャリア(社会復帰)の点で悩む人が多い中で、皆さんは旅の原体験から得た自らの世界観を信じて、それを現在の自分のキャリアに見事に繋げている。そんな簡単ではないことを成し遂げ、そして今でも常に挑戦し続けています。

皆さんに共通しているのは、

「旅中にあった原体験から生まれた自分の世界観を大事にしている」

ということです。

弘貴さんが「イベントを基準に旅する文化を作る」と言っているように、TABIPPOの皆さんが「若者が旅する文化を作る」と言っているように、MATCHAの青木優さんが「日本の価値ある文化を時代と共に残す」と言っているように。

旅には、その「世界観を構築するための動力となる原体験」が至る所に溢れているのだと思います。

それが偶然の産物であれ、必然のものであれ、そういう原体験から得た世界観を見つけることで人は輝くことが出来るのかもしれません。

では、最後まで読んでいただきありがとうございました。 

世界一周→起業というキャリア(旅後のキャリア)に関しては、もっとも興味を持っているキャリア形成のカタチです。